まだ息をしている

死んでねえだけだよ 酒をのんだら書くブログ

ブラック・クランズマン

ブラック・クランズマン

2020.4.10

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「黒人がKKKに潜入する映画」というアオリだけで見た。

テンポよくリズムよく、我々極東の人々にもアメリカが抱える病がわかりやすい映画だったと思う。ちょっと時代設定がわからなくて、KKKはイマっぽい風体だったのにブラック・パワー側は若干70年代ふうだったのは狙っていたのか…?学がないのでわからん

ユダヤの男と黒人の男が「ロン」という白人至上主義者のペルソナを演じるのはヒヤヒアしながら痛快だった。

そして一番見せたかったであろう、ラストのヴァージニア州の集会テロ――これにすべてが持っていかれた スッとしたさわやかな読後感もあっという間に消え失せる現実の映像に、しばらくぼんやりとしてしまった。

★★★★